安全で公害のない
ホーラ・クリーン・システム
新しく開発されたホーラ剤は、有機排水に含まれる固形物質や動、植物のタンパク質、脂防、炭水化物などのBOD源を醗酵、分解、消化によって水と炭酸ガスにしてしまう画期的汚泥消化剤です。ホーラ剤の主成分は、リグニン、ペントサン、セルローズ等の程よいバランスで汚泥水に対する固液分離温度の調整、さらに酸素の供給の三つの要素を兼そなえた素晴しい特性をもつ新発見の微生物媒体剤です。この素性を生かした汚泥消化処理がホーラクリーンシステムです。
使用用途
バイオトイレ
人間の排せつ物を微生物の働きによって分解・処理するトイレです。水を使わずに排せつ物を処理できるため、汚水による土壌や水質への影響を最小限に抑えることができます。 ホーラ剤を年に1回、少量補充するだけで、装置自体は半永久的に使用することができます。
残渣のない新時代の排水処理システム
ホーラ剤に有機質汚泥が注入、接触されると素早く反応し固液分離が行われ同時に汚泥水に含まれているBOD源はホーラ剤に吸着されます。固液分離が行われたS SやBOD源はホーラ剤の水分63%の中で醸酵条件が作られ、さらに消化へと進むのです。ここに発生する中間菌は、顕徴鏡でも確認できない特殊極小徴生物で、汚泥源を完全に消化し尽くします。土壌処理型の場合でも、このような特性により、土壌の目つまり現象は一切おこリません。また、浄化された小の中には多くの汚泥消化菌が含まれているため、再び地下の土壌と併合されると素早く四次土壌処理が行われ一部は蒸発散し、他は中間水となって土地を守ることになるのです。このように、ホーラクリーンシステムは、自然の回分浄化作用と共通した人と水と自然が調利されたシステムなのです。
それぞれに機能的なシステムです
従来の汚泥処理の概念を変えた!
無公害
汚泥が残ることなく消化されるために、周辺に悪臭が漂うこともあリません。
施工が簡単
工期が短く簡単に設置できます。
低ランニングコスト
動力はポンプのみで、稼動回数も少なく、消費する電力は経済的です。
どこへでも設置
排水溝がないところや、山間地の排水困難なところでも、水洗トイレが可能になリます。
半永久的
ホーラ剤を充填量の約2~5%を1年に1回補充するだけで、装置自体は半永久的に使用することができます。
生活排水・汚泥処理リサイクル型 (サンコウ式909- M型)
時代のニーズに答えた循環・再利用方式です。ホーラ槽により浄化された処理水は便器洗浄水として再利用します。
水質資源の活用と経済性 はもちろん脱色・脱臭等にすぐれ水道水と比べてもなんら遜色はありません。
原水 | 処理水 | ||
---|---|---|---|
懸濁物質 | (mg/ℓ) | 700 | 5 |
CODMn | (mgO/ℓ) | 295 | 14 |
BOD5 | (mgO/ℓ) | 489 | 5 |
産業廃棄処理
複雑多岐にわたる産業排水、内容・容量においてその浄化・処理は最善を必要としています。処理過程での固液分離は新開発の象鼻シックナーで行われ、ホーラ剤の対応自在な機能によリ高性能な水質が期侍できます。
水素イオン濃度 (pH) |
9.3(16.0℃) | |
---|---|---|
生物化学的酸薬要求量 (BOD) |
mg/ℓ | 14000 |
化学的酸素要求量 (COD) |
mg/ℓ | 6900 |
浮遊物質 (SS) |
mg/ℓ | 1200 |
水素イオン濃度 (pH) |
8.7(16.0℃) | |
---|---|---|
生物化学的酸薬要求量 (BOD) |
mg/ℓ | 12 |
化学的酸素要求量 (COD) |
mg/ℓ | 4 |
浮遊物質 (SS) |
mg/ℓ | 4 |
産業廃棄物処理にはスーパーバイオM型 県知事認定第271号
今までになかった産業廃棄物処理システムです。
ホーラ剤の吸着力を最大限に活かし、貯留槽やグリストラップの清掃・廃油等の処理を簡単に行います。
処理対象
-
汚泥
水産加工・ジュース加工・食品製造加工工場
-
廃油
食品産業・外食産業等
-
動物糞尿
養豚・養鶏・養牛・その他飼育場等
処理工程
ホーラ剤による吸着
不用水分排出
発行分解
消化
処理対象:汚泥・廃油・動物糞尿
項目 | 成績 |
---|---|
BOD | 3,400mg/ℓ |
COD | 1,700mg/ℓ |
PH | 6.1 |
ノルマルヘキサン抽出物 | 350,000mg/ℓ |
項目 | 成績 |
---|---|
BOD | 340mg/ℓ |
COD | 410mg/ℓ |
PH | 6.04 |
ノルマルヘキサン抽出物 | 180mg/ℓ |
地上放流型 (サンコウ式909-O型)
処理水を目で見ることができ、安心してその水を養魚の池へ導入して再利用できます。 また、池からの溢水は側溝を通じて放流します。
土壌処理型 (サンコウ式909型)
処理水の放流ができない場所では土壌処理型は最適です。また、一切の余剰汚泥や悪臭も発生しないのがこの装置の特徴です。土壌に浸透度があれば僅かな場所に設置でき、土壌の目づまりをおこさないこの処理方法は茨城県では認可済みのシステムです。